現在、建設業界は冬の時代だと思います。
この時代に我々建設業界にビジネスの拠点を置き、ビジネスにしているのが建設機械販売店です。
いかに、レンタル料金を安くしようか、どうやって修理代金を少なくするか、皆さん頭を抱えている事と思いますが レンタル料や修理費はある程度はしかたがない事です。しかし、今までに建設機械の新車を購入された社長様 錯覚されていませんか?
そんな同士たちの苦労をあざ笑うように、ここ一発奮起して購入しようとする
新車の購入時の見積もりにはカラクリが有るのです。
先日、久しぶりに地元の販売店に新車購入の見積もりを請求してみました。
某メーカーの●C200LCと ●C220 我々の業界では0.7?と0.9?バックホー(ユンボ)です。
見積もりの内容
●C200LC 標準仕様 OP無し 税込み
小売価格 ¥16,065,000円
御社特別割引 ¥ 3,045,000円
差し引き価格 ¥1302万円
●C220LC
標準仕様 OP無し 税込み
小売価格 ¥19,950,000円
御社特別割引
¥ 3,675,000円
差し引き金額 ¥1627万5千円
上記を参考に話を進めます。
(あくまでも1番最初にとった見積りですので最終の見積りではありませんので、あしからず)
私の友人にこの販売店に最近まで勤務していた方がいますのでその方にアドバイスしていただきました。
まず、上記の御社特別割引ですがこれが何とも・・・・
いきなり20%近くの割引!何だかデパートの年末セールみたいで。笑 これは、割引ではありませんよ。御社・・名目で割引した金額を引いたものが本当(実際)の車体価格なんです。だれが見積もりを取ってもだいたい初めの見積りは同じ位でしょう。
何台も購入されている方はご存知の事と思いますが●C200LC の最終の見積価格は税込み1200万前後と思われます。
(このメーカは業績が良いらしくて強気です。)
疑問ですね〜、初めから差し引きの価格を小売価格にしてそこから ディスカウントすればいいのに・・・
聞いたところによると
たてまえ的な小売価格は海外向けの価格設定らしいです。
海外で日本技術の優秀な建設機械は国内よりも高く売れるんですよ。もちろん新車、中古車ともにです。
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